月次アウトルック・2026年9月号
AI検索の利用率は、この8ヶ月で3.5倍に急増しました。「一部の人が使う新しい検索」から「多くの人が日常的に使う検索」へと、確実に移行が進んでいます。今月号では、この急拡大の実態、GPT-5.6の全プラン展開、広告面での大きな変化(AI Maxへの移行)をまとめてご紹介します。あわせて、今月公開した「AI流入実測レポート」もぜひご覧ください。
今月のポイントを数字でまとめました。AI検索は「新しいもの」から「当たり前のもの」へと、利用実態も広告のルールも大きく動いた1ヶ月でした。
今月公開:AI流入実測レポート
これまで積み重ねてきた構造化データの実装が、実際のAI検索からの流入にどう影響しているかを、実測データで公開しました。AI流入実測レポート(2026年8月)を見る ➜
2026年8〜9月にかけて、主要なAI検索・生成AIサービスで実務に影響する動きがありました。

「AI検索白書2026」により、AI検索の利用率が8ヶ月間で3.5倍に急増したことが明らかになりました。知名度調査でもGoogle AIモードがChatGPTに次ぐ2位に浮上しており、AI検索はもはや一部の人だけのものではなくなっています。

8月6日、OpenAIはGPT-5.6(Sol/Luna)を無料プラン・Goプランにも展開し、無料ユーザーでもテキストチャットが無制限になりました。より多くのユーザーが最新モデルでAIを利用する環境が整いつつあります。

Googleの動的検索広告(DSA)が廃止となり、2026年9月に「AI Max」への自動移行が完了する予定です。広告運用を行っている場合は、この移行にあわせた設定確認が必要になります。

Gemini 3.7 Flashや対話型エージェント機能のお披露目が相次ぎ、AIが自ら情報を調べて行動する「エージェント型」への進化が加速しています。企業でのAIエージェント本番運用はまだ一部(調査によれば本番稼働率5%程度)ですが、今後の対策範囲として視野に入れておく段階です。
AI検索の利用者が急増している今だからこそ、目新しいテクニックより「基本の徹底」が効いてきます。
会社概要・サービス内容が明確に整理されているか、よくある質問に直接答える文章が用意されているか、更新日や監修者情報が正しく保たれているか。これらはどれも地味ですが、AIが安心して引用できるかどうかを左右する土台です。利用者が急増している局面では、土台が整っているサイトとそうでないサイトの差が、これまで以上にはっきり表れやすくなります。
たとえるなら、今は「新しい来場者が一気に増えた展示会場」のような状態です。案内表示(構造化データ)が整っている出展社(サイト)ほど、増えた来場者(AI検索ユーザー)に見つけてもらいやすくなります。
構造化データの実装現場で、実際によく見られる3つのミスパターンをご紹介します。いずれも「一見動いているように見えて、AIやGoogleには正しく伝わっていない」タイプの問題です。

共通の紹介ブロックを複数ページにコピーした際、1箇所だけリンク先を書き換え忘れるケース。表示上は正常に見えるため気づきにくく、複数ページに同じミスが横展開してしまうことがあります。

同一人物の監修者情報を、ページごとに微妙に異なる識別子(英語表記・日本語表記など)で登録してしまうケース。Google・AIから見ると「別人」として扱われ、実績や専門性の評価が分散してしまいます。

画面に表示される日付や説明文と、その裏側にあるHTML属性・構造化データの値がずれてしまうケース。人の目には気づきにくく、機械的にチェックして初めて発覚することが多い問題です。
来月10月号では、9月に完了したAI Maxへの移行が実際の検索結果やクリック率にどう影響したか、そして今月公開したAI流入実測レポートの続報として、さらに1ヶ月分のデータを重ねてご紹介する予定です。
「AI検索白書2026」の調査結果によるもので、ユーザーが検索行動の一部として、実際にAI検索を使う頻度が8ヶ月間で3.5倍になったことを示しています。特別な設定なしにAI経由での流入が増える可能性がある、という点で実務上も重要な変化です。
広告出稿をしていない場合、直接の影響は限定的です。ただし、AI Maxは検索連動の広告表示ロジックにAIをより深く組み込む仕組みのため、広告・オーガニック検索を問わず「AIがどう情報を選ぶか」という大きな流れの一部として押さえておく価値があります。
今月公開したレポートはAI流入実測レポート(2026年8月)からご覧いただけます。ChatGPT等のAI経由での流入数や、AI Overviewでの引用状況など、実際のアクセスデータをもとにまとめています。
月次での更新を予定しています。AI検索の動向は変化が速いため、月単位で押さえておくべきポイントをまとめてお届けします。
構造化データやAI検索対策について、より詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
SUMMARY
AI検索対策まとめ(2026年最新動向)
AIO・GEO・LLMOの全体像を、2026年時点の最新動向としてまとめてご紹介します。
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FOR BASICS
SEO・AEO・AIO・LLMOの違い
「結局何が違うの?」という疑問を、用語まるわかりガイドとして整理して解説します。
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AI SEO対策とは(AIO時代の基本)
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2026年の検索スタイル予測
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